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少し希望が

生涯100ミリシーベルト目安に 食品安全委が見解 暫定基準値見直し検討へ
2011.7.26 14:44
 食品中の放射性物質が健康に与える影響について協議していた食品安全委員会は26日、東京都内で会合を開き、外部被ばくと内部被ばくを合わせた生涯の累積線量について、がんのリスクが高まるとされる100ミリシーベルトを超えないようにするべきだとの見解を取りまとめた。現在の食品の暫定基準値は、外部被ばくや生涯の累積線量は考慮されておらず、厚労省は食安委の答申を受けて見直しに向けた検討を始める方針。

 食安委は被ばくが健康に与える影響を調べた国内外の研究を収集、分析。広島・長崎の被爆者を対象とした研究で、100ミリシーベルトを超えるとがんのリスクが高まることを確認した。また、食品による内部被ばくのみを取り上げた研究はほとんどなく、外部被ばくも含めた累積線量の考え方を採用した。日本で年平均1・5ミリシーベルトとされる自然被ばくや医療被ばくは別とした。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/topics/affairs-15420-t1.htm

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よい動きのように思えます。

すでに福島第一原発事故から4ヶ月経ってしまいましたが、暫定基準値が変われば、
内部被曝の量がぐっと減るはずです。

今までの食品は安全ではまったくなかったのに、「買わないのは風評被害だ!!被災地応援!!被災地の食品を買おう!!」運動が一時期流行ましたが、これによって被曝者が増えたのは間違いないこと。
政府とマスコミの罪は深いです。

新たに暫定基準値が決まり、出荷する側の放射性物質の危険性の知識が増え、そして十分意識化されるまでは、
今現在もですが、放射性物質に汚染された物が相当量全国へ流通しているはずなので、
今後も引き続き被災地の食品には注意する必要があるのではないかと思います。

ただ、自分で食材を買う分には何とかなるんですが、やっかいなのは、被災地の食材が安いからという理由で、汚染されている食材を仕入れて調理して出す店があるのも事実で、そこら辺を見分けるのも、ある意味国民の課題だと思います。
by hohohodayo | 2011-07-27 03:53 | 福島第一原発