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玄海原発 原発再開 やらせメール

毎日新聞より

<九電>「原発賛成」やらせメール 関連会社に依頼

 九州電力の眞部利應(まなべとしお)社長は6日夜、同社内で会見し、玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)2、3号機の運転再開の是非を問うため経済産業省が6月26日にケーブルテレビで放送した県民向け説明番組に絡み、九電原子力発電本部の課長級社員が子会社に、再開を支持する電子メールを投稿するよう依頼していたと発表した。東京電力福島第1原発事故で原発の安全性に不安が広がる中、電力会社自らが「やらせメール」で番組の公平性を阻害したことで、原発再稼働の是非だけでなく、国の原子力政策への信頼を揺るがしかねない事態となった。

【国内の原発稼働状況の図入り記事】原発:夏前ありき「安全宣言」…再稼働要請へ(6月17日)

 眞部社長は企業トップとしての責任を認めたが、進退については「(言及を)控えたい」と明言を避けた。

 この九電社員は番組放送4日前の6月22日に▽西日本プラント工業▽九電産業▽西日本技術開発▽ニシム電子工業--の4子会社の社員4人にメールを送信。「発電再開容認の一国民の立場から、県民の共感を得るような意見や質問を発信してほしい」と依頼した。

 九電社内でも▽玄海原発▽川内原発(鹿児島県薩摩川内市)▽川内原子力総合事務所(同)--の3部署の中堅社員3人に同様のメールを送信した。番組にメールする際は九電関係者と分からないよう、自宅などのパソコンからアクセスするよう指示していた。

 子会社側から番組に何通届き、紹介されたかは把握していないという。子会社の社員は約2300人。番組中にメールが473件、ファクスが116件寄せられ、このうち11通が読み上げられた。再開容認の意見は4通含まれていた。

 眞部社長は事実関係を認めた上で、自らの関与は否定。「心からおわび申し上げる。責任は最終的に私が取る」と陳謝した。しかし、自らの進退を問われると「進退まで問われる事かどうか。国とも話し合いたい」とかわした。メールを流した社員への聞き取り調査は7日にも実施するという。

 この問題は、6日の衆議院予算委員会で笠井亮(あきら)衆院議員(共産)が取り上げた。海江田万里経産相が「九電がやっているなら非常にけしからん。しかるべき措置をする」と九電を批判し、同社の処分を検討する考えを示した。【太田圭介】


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110706-00000083-mai-soci
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市民に向けての説明番組で、
九州電力が4つの子会社の社員に「一般市民を装い番組へ原発容認のメールめるを送るように指示」してたと、九州電力社長が認めたという報道がありました。

社長いわく、「私どもの原子力に携わる意見を市民の方達に伝えたかった」とか・・・

意味不明な言い訳です・・・

震災後、次から次へとありえない事ばかり起きますね。
実際はありえないことが、今まで表に出てなかっただけなんでしょうが。

株主総会でもそうでしたが、原発の安全性は2の次、3の次で、何が何でも、そしてどんな手段を使ってでも、原発を再稼動させようとする電力会社・・・

現在進行形で福島第一原発が大変な事になっているのに・・・
やっぱり安全・健康・命よりお金なんでしょうか?

電力会社や政府、原子力安全~等々、信頼して原発を委ねられるところは日本には存在しないようです。

玄海原発が再稼動されない事を祈るばかりです。


今までの原発安全神話は、こうした事を積み重ねて作られてきたんでしょうね・・・
by hohohodayo | 2011-07-06 23:34 | 福島第一原発