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歩歩歩

すぐには健康には影響ありませんって言うけど

東日本が放射能で汚染されてしまいました。

茨城県の一部の野菜で、国の基準値以上の放射線物質が検出され、出荷を停止しました。

これに対して政府は、「すぐには健康には影響ありません」との見解。

じゃーいつ健康被害がでるんですか?と、マスコミに問い詰めてほしい。

これは空中に飛散している、放射線物質よりも、たちが悪いかもしれません。

もし基準値を下回っていたら、野菜や牛乳、魚、、、ありとあらゆる食べ物が、市場に売り出される。

その全ての物に、産地地域が書いてあれば、消費者が購入するかどうか選択ができますが、

ファミレス、飲食店、弁当屋、コンビニの弁当、加工食品などなど、

産地がいまいち分からない状態で提供される食べ物に関して、放射線物質が含まれているか、それを確認するのは難しいと思われます。

また、基準値よりも小さい数値であっても、食べ続けることにより、体への影響がかなり懸念されます。

「すぐには健康には影響ありません」は、いつか影響が出るという風に捕らえていいと思います。

日本に住み続けるという事は、少なからず体内被曝のリスクがあがるということです。

自分なりに考えた、食物からの内部被爆を防ぐ方法として、生産地についての知識を深め、信頼できる物を買い続け、地域の分からないものは、できる限り口にしない。
不可能に近い対策ですが、これ位しか対策はないかと思います。

一回の原発の事故が、日本国民の健康と命を脅かす事態になりました。

今、自分は広島にいます。

まさしく原爆が落とされた地。

形は違えど、放射能という共通の目に見えない物に、日本にいる人が再び危険にさらされています。

原爆を落とされ、自ら使う原発が破壊された。そのどちらも国民が危険にさらされた。
こんな経験をした国はどこにもありません。

原爆の恐怖を知る日本が世界に向けて、核根絶を広めようとしているように、
世界に先駆けて、原発根絶を掲げ、推進する事こそ、今後日本の使命になるのではないでしょうか。

原発がなくても、現在の日本は電力がまかなえるそうです。

これからは太陽エネルギーや風力発電、振動による発電、そういった物を使い、新たに開発し、より安全で快適な電力環境を作っていくべきだと、強く感じます。

原発に関して、絶対安全なんてないんです。原発が絶対安全と言っていた人間。今どこにいるんでしょうか?
そして現状をどう思っているのでしょうか?


追加。

東京消防庁のハイパーレスキュー隊すごい!!さすが精鋭部隊。
3号機の貯蔵プールの容量(約1400トン)を上回る、2,000トンの水を約13時間で放水したそうです。

少しずつ、希望の光が見えてきました。。。
by hohohodayo | 2011-03-20 05:18 | 東北地方太平洋沖地震