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年間100ミリシーベルト被曝の発がんリスク 受動喫煙・野菜不足と同程度

【年間100ミリシーベルト被曝の発がんリスク 受動喫煙・野菜不足と同程度】

との記事がありました。

記事

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東京電力福島第1原発から流出した放射性物質(放射能)による健康被害への不安が広がるなか、放射線による発がんリスクが出始めるとされる年間100ミリシーベルトを浴びた場合、そのリスクは、受動喫煙や野菜不足とほぼ同程度であることが30日、国立がん研究センター(東京)の調べで分かった。同センターは「日常生活にもさまざまな発がんリスクが存在する。むやみに不安がるのではなく、放射線のリスクを正しく理解してほしい」と呼びかけている。(原子力取材班)

 調査は、これまでの国立がんセンターが所有する知見や、過去に発表された生活習慣と発がんリスクに関する論文などを集約。広島・長崎の原爆で放射能を浴びた約9万4千人と、浴びていない約2万7千人について、約40年間追跡調査した放射線影響研究所(広島・長崎)が持つデータと比較、検討した。

 その結果、喫煙者や毎日3合以上飲酒する人は、しない人よりも、何らかのがんになる確率は1・6倍に上昇。生活習慣の中でリスクが最も高く、原爆で2千ミリシーベルトを浴びた人の確率と同じ値だった。原爆で浴びた放射能は爆心地からの距離などで異なる。

 政府は現在、一般の人については年間被曝(ひばく)量が20ミリシーベルトを超えないように対策を講じている。福島第1原発で作業している作業員は250ミリシーベルトを超えないように指導しており、2千ミリシーベルトは、現状では一般人が被曝する可能性はゼロに等しい値だ。

 一方で、喫煙者の夫を持つ女性(非喫煙者)が、受動喫煙によってがんになる確率は1・02~1・03倍と調査の中で最も低い。次いで、野菜が不足がちな人が1・06倍となっている。これは、原爆により100~200ミリシーベルトを浴びた発がんリスク(1・08倍)とほぼ同じ値だった。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110501/dst11050107010003-n1.htm

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1日1.5箱のタバコを吸う喫煙者の年間の線量は、13 - 60ミリシーベルト相当の被曝相当だと認識しています。

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そう考えると、マックス60ミリシーベルト×50年タバコを吸った場合=3000ミリシーベルト。
国立がん研究センターの数値は、いい加減ではなさそうです。

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ただ若い人ほど、60歳にがんになる確率は高くなります。

でもなんだか違和感を感じます。

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受動喫煙より発ガンリスク低し。。。

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受動喫煙より発ガンリスク低し。。。

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タバコの煙並みで非難。。。
ちなみにアメリカは80kmより外へ逃げろと言ってました。

国は先走っちゃったって事でしょうか?

じゃあドトールの喫煙席って、計画的非難区域以上のリスク!?Σ( ̄Д ̄lll)
東日本以外に住んでいて、野菜不足なら、計画的非難区域よりもガンになるリスクは上!?

2000ミリシーベルトあを浴びて1.6倍のガンのリスク。

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小佐古内閣参与が、涙を流されて年間20ミリシーベルトに講義されたことって。。。

ん~~~~時系列を見ている限り、なんとも違和感を感じてしまう。ただ反論するほど自分にはデータがないです。

あっ!間違えました!!放射線を浴びた場合と書いてあります!!

という事は、内部被曝(体に放射能を取り入れる)のデータは考慮されてないとみました。

これで枝野さんの防護姿、計画的非難区域、アメリカの80km、小佐古内閣参与が、
涙を流されて年間20ミリシーベルトに講義したこと。

全てつじつまが合います。納得です!!

いや~~勘違いしちゃうところでした。 原発事故当初、マスコミで盛んに言われていた、レントゲンやらCTの外部被曝だけの説明をして、内部被曝のリスクを公表せずに、国民を惑わす説明方法とまるっきし同じですね。

それを今度は、国立がんセンターがやりだすとは。やれやれです。

今回の国立がん研究センターのデータは、一般庶民にとっては、やれやれ惑わしてくれんな!
ですみますが、このデータの厄介な事があります。

それは福島第一原発で働かれている方達には、このデータが適応される可能性があるという事です。

2,000ミリシーベルトを浴びて、がんのリスクが低いとの国立がん研究センターの見解です。違和感を感じますが、ここがポイントです。

その基準をふまえて言えば、今回の原発事故で被爆線量を国は250ミリシーベルトまでを引き上げましたが、
国立がん研究センターの数値を見る限り、福島第一原発で働かれている人全て、
例え250ミリシーベルトの線量を浴びたとしても(内部被曝は必ずしているはず)、
濃い味噌汁を飲み続けた位のリスクしかない!!
という事になります。
そして国は被曝線量の基準を上げたけど、作業員の安全は考慮している!!
健康リスクは極めて低い!!

と言えてしまいます。

例え将来作業員の方達ががんになっても、国立がん研究センターのデータを持ち出し、
原発作業でのリスクは低かった、それよりも個人の生活習慣、もしくは遺伝的要因でがんになったのでは?
なんて言い逃れができ、保障しない、もしくは保障金額などを減らす事すらできてしまう、
そんなデータを、国立がん研究センターは作り上げてしまったのでは?なんて自分的には思っています。

この事に関しては、ただの被害妄想であってほしいんですけど、
万が一に備えて、善良なる医師や科学者の方達が、今のうちに国立がん研究センターとはまた違った切り口の、
信憑性の高いデータを集め、もし国立がん研究センターと違った見解のデータができたら、
そのデータで福島第一原発で働かれている方達の将来のために、役立ててほしい、
そう願うばかりです。

今回の原発事故から政府の対応を見ている限り、国民の健康と命は重視されてない分、
国立がん研究センターのデータに違和感を覚えてしまうもので。。。

今だに広島、長崎で被爆された方達で、保障を受けれていない方もいます。

以前にも書きましたが、日本は被爆者に対して、保障しないノウハウだけは、
どの国よりも卓越したスシャリストの国だと、自分は思っています。
by hohohodayo | 2011-05-01 15:00 | 福島第一原発