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放射性物質の流出阻止「数カ月後が目標」 細野補佐官

 細野豪志首相補佐官は3日午前のフジテレビ番組で、東京電力福島第1原子力発電所2号機の取水口付近から高い放射線量の水が海に流出したことについて「新しい専門部隊を送り、高分子ポリマーを注入する作業に入る。何としても(流出を)止めたい」と述べた。空気中や海への放射性物質の流出を止めるメドについては「数カ月後が1つの目標になる」との見通しを示した。一方で使用済み核燃料の処理は「使用済みの燃料が1万本以上あるので相当時間がかかる」と指摘した。

 細野補佐官は政府と東電の統合連絡本部で福島第1原発事故の対応に当たっている。原発周辺の海への影響に関しては「モニタリングをしっかりやることが重要だ。東電にも指示を出し、海上保安庁にも(モニタリングを)やってもらう。どういう影響があるのか早急に調べて公開したい」と番組終了後、記者団に語った。

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http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819481E2E1E2E2E08DE2E1E2E6E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2

だそうです。。。

このだだ漏れ状態が数ヶ月続くんですか。。。

被害は広がりますね。。。

最近までは、野菜の表面についた、放射性物質洗えば大丈夫と放送されてました。

ただ、今後ますます土が汚染されるはずです。

その土地で育つ野菜は、成長する時に土の栄養分や水分を吸い出します。
その栄養分や水に放射性物質が入ってたら、野菜そのものが汚染されます。
いくら洗っても放射性物質は取れません。。。

現段階で出荷できる野菜は、表面上の汚染ですが、今後は野菜そのものが汚染されていきます。

政府はこのことに対して、農家に国民の命を守るために農業をやめるように命令し、お金などで心は癒されませんが、手厚い保障をして、汚染地域から汚染された農作物を国民の口にいかないようにする必要がでてくるかと思います。

数年で放射性物質が無害化すればいいですけど、
半減期が30年の放射性物質もあります。
30年で放射線量が半分なら、まず人一人が一生生きた時間だけでは、放射性物資は無害にはならない。

一度汚染された地域では、農業はできても、つねに放射性物質の危険性が付きまといます。
また、放射性物質の基準を緩めれば、さらに危険性が高まります。

個人的には、このまま危険な物を出荷して、売れず農業を廃業するよりも、まずは国の手厚い保護を受けた方が、
農家も消費者も得策だと思います。

国は基準を緩め、例え野菜などが売れなく廃業になった場合、どれだけ保証をしてくれるでしょうか?
基準を緩めて売れなかったんだからと、言い訳しないでしょうか?

まずは保証を受け、今後を考えることが得策な気がします。

国がどこまで保証してくれるか不明ですが、これだけ責任追及できる材料があるので、
かなり強気でいけるはずです。

それから気になることが。。。
半減期が数時間だから安心とか言う意見を時々聞きます。
ただそれは、一種類の放射性物質の話し。。。
それ以外にも、様々な放射性物質が飛散しています。
そのことに対して、政府が飛散している放射性物質の種類を、あまり公表していないのも気になります。

今回のことで、農家の方の気持ちを考えると、とても心が痛みますが、現状では全ての人間が納得できる対策は不可能です。
まずは消費者側の健康と安全を考えて、政府には対応してほしいです。

今は1秒でも早く、放射性物質の飛散量を減らし、汚染地域の範囲を広げないことが急務。

数ヶ月も飛散が続いたら、かなりやばい。。。

農作物の次は、魚介類が汚染されていくはずです。これも懸念します。

福島県相馬市で津波で亡くなられたご遺体は、かなり放射性物質で汚染されて、回収するのを見合わしたほどです。。。

海も確実に汚染されています。。。

これが現実です。

国民ができる事としたら、体内被曝は日本にいる限り絶対に防げないので、どう被曝量を減らすかが鍵になるかと思います。
by hohohodayo | 2011-04-03 11:17 | 福島第一原発